学校は休んでもいい派?ダメ派?

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私は10年以上働いた小学校現場での疑問をみなさんと共有できればなと考えています。
最近は、さまざまな理由で学校を欠席する児童が増えています。
例えば…
病気、入院、通院、不登校、行き渋り、不安定なメンタルによる欠席、親が過保護、お出かけ、旅行、受験など。挙げればキリがありません。
週末に習い事をしていて、疲れからか必ず月曜日に休む子もいました。

私個人の意見としては、学校を休むことに関して「賛成派」です。
それは学校が全てではないと思っているからです。
もちろん学校という集団生活で得られるものもたくさんあります。
学校でしか培えない力もあるのではないかと考えているところもあります。

でも…
病気などで休むのはもちろんですが、集団生活が苦手だったり、今日はしんどいな…
学校に行きたくないな…と思ったりする日だってあるはずです。
子どもたちだって1人の人間です。私たちだって仕事に行きたくない日…ありますよね。
そんな日は休んでもいいんじゃないかと…心の休憩も必要なんじゃないかと…

他にも、お出かけや旅行・受験などでお休みするのもいいんじゃないかなと思います。
集団生活で得られないものもありますが、逆に外でしか得られない経験や家族とのかけがえ
のない時間は何にも代えられないのです。
受験も未来への可能性に向かって頑張っていることなのだから、いいんじゃないかと思います。

こんな変化のある時代にまだ「学校を休んで、プライベートを優先させるなんて」と言っている先生はまだまだいます。
でもね、色々な経験が将来役に立ったり、心を豊かにしたりするのであれば学校を休むこともいいん
じゃないですかね…(きっと賛否両論があると思いますが…)

ただ…休むことに賛成しない理由もあります。
めんどくさいから行きたくない。」「友だちとケンカしたから行かない。」といった
その時の感情に流されて休んでしまうのは、どうかなぁと思っています。
今はよく言えば、子どもに優しく、何でも共感してくれる親御さんも多くなっているのが
現実。子どもが休みたいと言えば、とりあえず休ませる。
子どもって自分の都合のいいことしか言わない時もあるんです。
それを頭の片隅に置き、本来はどうすべきか…をしっかり話し合える関係でいてほしいな
と思います。
それとなく理由を言い、それで休めることが分かれば、子どもはいつだっていろんな理由で
休もうとすることだってあるのです。
高学年ともなれば、休んだって家で留守番をさせて好きなことをしている家も多いんだなと
感じました。

他にも、不登校なのに過剰にいろいろなことを要求してくる親御さんだったり、自己都合で
休んでいて補習授業をしなければいけなかったりするのは現場にすごく負担がかかるのも事実です。

以前に不登校の親御さんが放課後別で理科の実験をしてほしい…授業に使うプリントは前もって
ほしいなど色々要求されました。
ただでさえ1クラス約40人の子どもたちを見て、その子たちの対応も日々あるのに、不登校の児童
1人ひとりに毎日対応するのは過酷でしかありません。保護者は自分の子しか見えていないのだと
悲しくなるのが現実です…
おでかけ等で休んでも、別で授業をするのも先生たちにとってはただの災難です。
そういった所まで考えられる親御さんでいてほしいなと現場では常に思っていました。

これから変化の時代で生きていく子どもたちに、どんな力が必要なのか…
大人みんなで考えていける時代でありたいですね。

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