教員の働き方が今注目されてるけど、実際現場ではどんなことが起こっているの?
自分の子どもが小学校に入学し、子育てしながら教員として毎日をがむしゃらに働いていた時…
普段は息つく暇もないので考えないのだが、保護者が理不尽なことを言ってきた時や自分の子どもの
行事に行けなかった時にふと考えるんです…
私の人生ってこのままでいいの?自分の子どもを見れなくて本末転倒じゃない?
毎日現場では、膨大な仕事量が待っています。
・朝の出欠確認←来ていない生徒がいたら(連絡も何もない)クラスの子を置いて電話連絡
・宿題の確認・朝の会議・子どもたちに1日の流れについて説明
・1時間目〜6時間目の授業(専科の先生にみてもらう授業でも落ちつかない子がいれば入り込み)
・休み時間には子どもの話を聞く。宿題丸付け(次の宿題のために必ずその日に丸付け)
子ども同士のトラブル対応
・給食対応(準備・食べさせる・片付け等)掃除指導
・昼休み…子どもたちと遊ぶ。トラブル対応。
・16時前にさようなら。
・放課後は会議。保護者対応。不登校対応。丸付け。授業準備。行事準備。お便り作り等
単学級ならば約40人をみながら1人でほぼ上↑の仕事を1人でこなさなければならない。
子育てしながらの仕事は1分1秒無駄にはできない。
そんな中、保護者対応が増えれば帰る時間も検討がつかず…な日もあります。
ところで、私たちの休憩時間っていつなの?
と後輩に聞いたことがありました。
「一応、子どもたちが帰った16時〜1時間になっているみたいです。」
「えー、じゃあ私たちは休憩時間に会議をしているんだね。」
と苦笑いするしかありませんでした。
こんなことが今も尚、現場で起こっているのが現実です。
ふとした時に、本当にこんなことが自分のしたかったことなのか…
これは本来教員の仕事なのだろうか…とさまざまな疑問が頭によぎり、
このままではいけない。とストップがかかりました。
病気になる前に、この職業が嫌いになる前に、
一旦この職業から離れ、自分の子どもと向き合える時間を持ち、心にも余裕を持とうと思えたのです。
この働き方ではきっと定年まで働けないし、自分の子育てに反省しか残らないと思ったんですよね。
今までのキャリアよりも、ホッとできる毎日に退職して良かったなぁと心から思っています。
自由な人生を歩むには色々な挑戦をしてみてもいいかもしれませんね。
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